アンディ・ウォーホル【The LIFE Years 1949 - 1959】

アンディ・ウォーホル (Andy Warhol 1928年 - 1987年)アメリカ合衆国・ペンシルベニア州出身。同国を代表する現代芸術家、映画監督、プロデューサーであり、1960年代初頭に芸術運動ポップアートの第一人者であり世界で最も知られるアーティストの一人。
ピッツバーグで生まれ育ち、商業イラストレーターとして成功を収める。1950年代後半に行くつかのギャラリーで展覧会に参加したのち、影響力ある芸術家として認めらるようになる。1960年には、有名な『ドル札』『マリリン』『キャンベルスープ』を制作。「記号」が与える表層的なアメリカ社会を表現する。デザイン的な表現は、大衆へのアプローチ方法として、そしてイメージの記号化として有効な手段の一つであった。絵画や版画のみならず、映画や音楽の分野での活動も活発に行なった。ニューヨークのスタジオ、ザ・ファクトリーには、著名な知識人、ドラッグクイーン、劇作家、ボヘミアンストリートの人々、ハリウッドスター、裕福な常連客が集まる有名な集いの場として機能した。また、実験的なロックバンドThe Velvet Undergroundをプロデュースし、Interview Magazineを設立。故郷ピッツバーグには、アンディ・ウォーホル美術館があり、膨大なコレクションを所蔵している。

本書は、2015年11月から2016年1月にGraphische Sammlung ETH Zurichにて開催された展覧会時に同時刊行された書籍になります。
2011年にウォーホルの芸術的な才能の印象的な証拠の一つとなるようなコレクションが、アンディ・ウォーホル財団によりセンセーショナルに発見されました。「ドローイング」は、ウォーホルにとって初期のニューヨークでの生活の中で、なくてはならないものでした。彼は特に流行の雑誌文化やピクトリカルな言語に触発をされており、現在の研究で、彼の使用した大部分の基は特定されつつあり、世界的に有名な雑誌「LIFE」誌もその一つであることが分かっています。
本書には、1949年から1959年に描かれたドローイングとその基となったLIFE誌が並べて掲載されています。写真からのイメージをどのようにドローイングへと置き換えていったのか、アウトラインの決定や抽象化された部分にウォーホルの才能を見ることができる一冊です。

出版社:  Hirmer
タイプ:  ハードカバー
言語:   英語、ドイツ語
ページ数: 196ページ
サイズ:  32 x 24 cm
状態:   新刊
その他:  カラー図版124点
刊行年:  2016年
ISBN:   9783777424385

販売価格

5,720円(内税)

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