ウォーカー・エバンス【Labor Anonymous】

ウォーカー・エバンス ( Wallker Evans 1903 - 1975年 ) アメリカ・ミズーリ州出身の写真家、フォトジャーナリストです。代表的な作品には、世界恐慌後のアメリカの農村の惨状と復興を記録した「FSAプロジェクト」の作品が挙げられます。世界恐慌時代のアメリカ社会を客観的に捉えた建物や人物の詩的な写真は、後のドキュメンタリーフォトの先駆けとなりました。
1922年にマサチューセッツ州フィリップアカデミーを卒業し、その後一年間をウィリアムカレッジにてフランス文学を学びます(後に中退)。1926年には一年をパリで過ごし、1928年より写真を撮り始めています。この頃は、ウジェーヌ・アジェやアウグスト・ザンダーらに影響を受けています。その後、自身の詩と写真で校正された写真集を刊行しています。
1938年には、MOMAニューヨーク近代美術館にて、初めての単独の写真家による個展『アメリカン・フォトグラフス』が開催。

本書は、2016年春にドイツのGalerie Thomas Zanderによって刊行された書籍になります。1920年代に現れ、そして1960年から1970年のアメリカの写真史に大きな功績を残したエヴァンスの個々の写真は、写真史だけでなく時代の社会を知る上でのランドマークとしても機能しています。本書では、実験的であり古典的なエヴァンスのフォトエッセイに注目し、1946年11月の”Fortune Magazine”誌に発表されたエヴァンスのシリーズと、これまで未公開であった50点の作品を掲載しています。


出版社:  Galerie Thomas Zander / Walther Koning, Koln
タイプ:  ハードカバー
言語:   英語
ページ数: 164ページ
サイズ:  25.4 x 24 cm
状態:   新刊

販売価格

6,200円(内税)

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