ヴィルヘルム・サスナル【Wilhelm Sasnal】

ヴィルヘルム・サスナル (Wilhelm Sasnal 1972年 - )ポーランド・タルヌフ出身の現代アーティストです。現在は、同国・クラクフを拠点に活動を行っています。
1992年から1994年にポーランドのCracow Polytechicにて建築を、後にクラクフのAcademy of Fine Artsで絵画を1999年まで学びました。卒業後は、広告会社で働きながら、絵画、小説、フィルム、写真などの制作を続けていました。1996年から2001年までは、主に絵画を専攻するアーティストで構成された”Ladnie Group”のメンバーの一人です。
抽象画と具象画を組み合わせた絵画作品は、自身の撮影した写真や雑誌・新聞などの切り抜きなどを再構成して制作されています。また、フィルムでは16mmを使用し絵画作品の中に見られる繊細な変動が取り入れられています。また、共産主義から民主主義へと移り変わるポーランドの変革期を体験した世代でもあり、ポーランドの歴史や歴史的事変を扱った作品もあります。
2006年には、ヴィンセント・ヴァン・ゴッホ賞を受賞しています。

本書は、2009年11月27日から2010年2月24日までスペイン・マラガのCentro de Arte Contmporaneo にて開催された展覧会時に同時刊行された書籍になります。2000年から2009年までの油絵作品23点(制作年が1977年,2007年となっている作品が1点あります)とSuper8mmによる映像作品1点が展示され、この書籍にも掲載されています。また、Fernando Huiciによるエッセイ「This elusive thing called painting」も収録されています。

出版社:  Cac Malaga
タイプ:  ペーパーバック
言語:   英語、スペイン語
ページ数: 82ページ
サイズ:  25 x 22 cm
状態:   新刊

販売価格

4,200円(内税)

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