アーノルフ・ライナー【New Photographs】

 アーノルフ・ライナー ( Arnulf Rainer 1929年 - )オーストリア生まれ。オーストリアを代表する画家です。美術機関にて教育を受けていません。彼の初期の作品は、シュールレアリズムの空想的な部分にインスパイアされました。それから後の1951年に、パリに訪れた際、抽象表現主義やアンフォルメルに影響を受けます。特にアンドレ・ブルトンに出会い衝撃を受けます。ライナーのオーバーペインティングはこの頃より制作され始めています。激しい線描で、再加工された写真や絵画は、新しい画面を作り出していきます。その中で、1956年には十字架(クロス)シリーズも描いています。1973年からは、フィンガーペインティングも行うようになります。

 本書は、あまり知られていないライナーの写真作品についての初めての書籍となります。今日までに、写真の手法とメディウムの特性を駆使して制作された全69作品を収録しています。
 対象を描写する代わりに、ブレやボケを使用して生み出される動的で不確定な空間は、ライナーの抽象的な絵画との緊密な関係を感じさせます。風景をモチーフとした作品の他、ガラスや水面の反映やモニターの走査線を写し取った作品など、ライナー独自の写真による探求が収められた大変興味深い一冊となっています。

出版社:  Hatje Cantz
タイプ:  ハードカバー
言語:   ドイツ語、英語
ページ数: 136ページ
サイズ:  22 x 30.5 cm
状態:   新刊
その他:  カラー図版69点

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3,000円(内税)

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