アンリ・サラ【Ravel Ravel Unravel】

アンリ・サラ(Anri Sala 1974年 - ) アルバニア・ティラナ出身の芸術家。現在はベルリンを拠点に活動。映画・映像・ビデオ・インスタレーション、写真作品で知られている。初期は、自身の出身国を背景にした社会的・自伝的要素を含む映像作品、そしてイメージと音を再構築した映像作品も制作。近年は、映画、音楽、彫刻、写真、ドローイングを使用し、亀裂や空隙、オーバーラップ、反響を作成し、時間が流れ展開し起こる出来事の意味を探るインスタレーションを展開。1992年から1006年にThe Albanian Acasdemy of Artsにてアートを、フランス・パリのEcole Nationale des Arts Decoratifs, Parisにてビデオアートを学ぶ。1998年作の「インテルビスタ・言葉を求めて」より注目を集め、1999年にはベネチア・ビエンナーレのアルバニア館で展示。2013年には、ヴェネチアビエンナーレ・フランス館代表として参加。

本書は、2013年ヴェネツィア・ビエンナーレのフランスパビリオンでの展示に合わせて刊行された、ビデオアート作品『Ravel Ravel Unravel』をまとめた書籍となります。2つの解釈によるモーリス・ラヴェルの『左手のためのピアノ協奏曲』が演奏され作品は、各演奏のテンポは、本作品のために再構成され、それらが連続して移行し一致することで、無響室として設計されたパビリオン内の鑑賞者の空間感覚に働きかけます。
Christine Macel、Jean Echenoz、Dana Samuel、Peter Szendy、Laurent Pfisterによる、本作品の分析テキストによって、作品を多面的に詳細に解き明かす貴重な一冊となっています。

出版社:  Manuella Editions
タイプ:  ハードカバー(プラスチックのブックカバー付)
言語:   フランス語、英語
ページ数: 160ページ
サイズ:  23 x 18 cm
状態:   新刊

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5,720円(内税)

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