ルイーズ・ローラー【Selected and Related】

ルイーズ・ローラー(Louise Lawler 1947年 - )アメリカ・ニューヨーク出身のアーティストです。1969年にコーネル大学にて学び、1970年代後半よりアメリカを中心に個展を開催しています。特に、芸術作品が置かれる空間(コレクター宅、博物館、収納スペース、オークションハウスなど)を’作品’と共に捉えた写真作品にて知られています。ローラーは、過去40年以上に渡り、芸術についての疑問、それを生み出す状況や状態、それが現れる社会的枠組みや循環についての疑問を提起してきました。
2015年には、ここ日本・京都で開催の京都国際現代芸術祭:PARASOPHIAに参加しています。

その作品でローラーは、我々の芸術作品についての認識・意味が、常に地域的・組織的環境に影響を受けることを明らかにします。ギャラリー、美術館、倉庫、オークションハウス、コレクターのプライベートルームなどの作品の置かれた状況によって、その存在、影響、メッセージに変化が生まれます。ローラーは特定の状況を変更することなく、写真を基とした作品により、鋭い指摘を行います。

本書は、2018年ウィーンのSAMMLUNG VERBUND Collectionで行われたローラーの展示に合わせて刊行された書籍になります。1980年代の初頭から2010年代まで、ローラーの全キャリアの中から作品をセレクトして紹介する内容となっており、キュレーターのGabriele Schorによる編集、Schorのエッセイ、Schor、Philipp Kaiser、Jessica Morganによるインタビューを収録。


出版社:  Walther Konig
タイプ:  ペーパーバック
言語:   英語
サイズ:  28 x 20.5 cm
ページ数: 136ページ
図版:   カラー100点、白黒20点
状態:   新品
刊行年:  2019年
ISBN:   9783960984511

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5,830円(内税)

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