ピエト・モンドリアン【New Design - Neoplasticism】

ピエト・モンドリアン(Piet Mondrian 1872年 - 1944年)オランダ・アメルスフォールト出身。20世紀を代表する画家。20世紀初頭に初めて抽象的な絵画を描いた画家の一人。オランダのデ・ステイル運動の共同設立者でもある。アムステルダムの美術アカデミーで学び、後にフランス・パリでキュビズムに感銘を受ける。その後さらに幾何学的な抽象表現を追求し、テオ・ヴァン・ドースブルグとともにデ・ステイルの活動を行う。1930年頃より、アプストラクシオン・クレアシオンにも参加し、さらに抽象表現を深めていく。モンドリアンの制作は美術だけでなく、建築や工業デザイン、ファッションなどへも影響を与えた。1942年に生涯初の個展を開催。

ピエト・モンドリアンは、バウハウスのメンバーではありませんでしたが、オランダのデ・ステイル運動の共同設立者として、また直線による構成と原色へ還元された造形言語は、バウハウスでも大いに認められました。モンドリアンの影響は、バウハウスの建築、プロダクトデザイン、タイポグラフィ、グラフィックデザイン、絵画など多岐に渡ります。
その中で、モンドリアンの新しいデザインについて書かれたエッセイが、バウハウスのBauhausbucherシリーズの5番目として出版されました。モンドリアンは絵画と建築の関係を考慮し、彼が提唱した新造形主義(ネオ・プラスティシズム)の未来を広範囲に探り、世界中のデザインと建築に革命を起こすことを想像しています。
本書は、この1925年のドイツ初版の内容とデザインを忠実に再現した英訳版に、学術的解説が含まれています。オリジナルシリーズは、ヴァルター・グロピウスとモホリ=ナジ・ラースローの編集、モホリ=ナジのデザインとなっています。


出版社:  Lars Müller Publishers
タイプ:  ハードカバー
言語:   英語
サイズ:  23 x 18 cm
ページ数: 68ページ
状態:   新古品

販売価格

2,900円(内税)

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