ゲルハルト・リヒター【4900Colours】

ゲルハルト・リヒター(Gerhard Richter 1932年 - )ドイツ・ドレスデン出身の画家。現代美術・現代絵画において世界で最も重要な一人であり、ドイツ最高峰の画家として知られる。写実的、抽象的な絵画、写真、ガラスの作品を制作。広告、舞台装置の画家見習いとして働き、のちにDresden Academy of Fine Artsにて学ぶ。1948年、ツィッタウの職業高を卒業、1949年から1951年まで、標識画家の見習いとして働きながら、画家を、目指す。1950年に、Dresden Academy of Fine Artsでの研究申請を行うが、あまりにもブルジョア的であるとして却下される。1951年より勉強を再開する。1961年、ベルリンの壁によりドイツが東西に分断される直前に、妻とともに西ドイツに回り、デュッセルドルフ美術アカデミーに入学する。後には、同校で教鞭を執る。今日も、表現方法が多様化する現代美術の中で、絵画の可能性を追求し勢力的に活動を続けているアーティストです。

パネルに正方形を格子状に並べ、ランダムに色を塗っただけという(誰でもできそうで誰もやらなかった)なんとも大胆な試みの抽象絵画。しかし、2007年にリヒターはケルン大聖堂ステンドグラスの図案として提案し、実現させてしまいました!(ドイツに於いても賛否両論あったようです…)
昨年買付けにドイツに渡った際、実物を観てきましたが、リヒターのステンドグラスはかなり異様な存在感を放っていました。
ド肝を抜くアイディアですが、整然と並んだカラフルな色の羅列に妙な清々しさが感じられる気もします。
2008年、サーペンタイン・ギャラリー(ロンドン)にて展示されたバージョン2(49作品)をすべて収録。


著者:   von Benjamin H.D. Buchloh, Peter Gidal, Birgit Pelzer
出版社:  Hatje Cantz
タイプ:  ハードカバー
言語:   英語
ページ数: 144ページ
サイズ:  24.5x 28 cm
状態:   新刊
その他:  カラー図版70点

販売価格

4,100円(内税)

SOLD OUT
関連するオススメ書籍




新入荷!