ジェイソン・ローデス【The Big Picture】

ジェイソン・ローデス(1965 - 2006)は、大きな影響力を持ちながらも41歳の若さで突然亡くなった、アメリカ合衆国のアーティスト。UCLA等でアートを学び、在学中の1993年より北米とヨーロッパを中心に個展を行っています。
工事現場のような金属管やロープ、合板等を使って組み上げられ、あらゆる物が散乱する大胆なインスタレーションによって、彫刻の既成概念を打ち砕く作品を制作します。身の回りのあらゆる物を作品へ持ち込むという現在の彫刻へ至る流れの、先駆的アーティストです。

本書は、彼の代表作とも言える大規模なプロジェクト「Perfect World」の、1999年ハンブルグ・ダイヒトールハーレンでの展示と、死後の2010年にロンドンのハウザー&ワース・ギャラリーでの再展示を、作品のプランや制作途中の様子を含むたくさんの写真でドキュメントした一冊となります。
荒々しく見えながらも、無造作に置かれた草花の写真などの様々なオブジェクト、金属管が複雑で繊細に組まれた様子からは、ローデスの美意識を感じ取ることが出来ます。
また、「Perfect World」展に際して師であるポール・マッカーシーと、ロンドンのヘイワード・ギャラリーのディレクターRalph Rugoffとの会話の他、1999年から2006年の主要作品が解説付きでまとめられています。


出版社:  JRP Ringier

タイプ:  ハードカバー

言語:   英語

ページ数: 158ページ

サイズ:  30.5 x 24.5cm

状態:   新品

その他:  カラー図版82点、白黒図版62点

販売価格

7,200円(内税)

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