アネット・メサジェ【Voluntary Tortures】

アネット・メサジェ(Annette Messager 1943年 - )フランスを代表する現代美術家です。北フランスに生まれ、パリ国立装飾美術学校を卒業。1968年には、フランス五月革命を体験しこの経験は、彼女の制作に大きな影響を与えました。70年にはクリスチャン・ボルタンスキーと出会い、1990年に二人展を開催しています。2005年第51回ヴェネチアビエンナーレにパヴィリオン賞を受賞。
現在も、勢力的に活動を続けるアーティストです。雑誌・刺繍・ぬいぐるみ・ショッピングバッグなど身近な小物などを使用しインスタレーション作品を多く手がけています。

本書は、70年代に制作された、雑誌の写真が集められた作品【Voluntary Tortures(自主的な拷問)】を書籍化したものとなります。
過去のドクメンタ出品作品であった本作品は、最近になってメサジェのスタジオでプリントが再発見され、今回初めて出版されました。81点に及ぶ切り抜きは、オリジナルのサイズで収められています。
作品では、世界中の女性がより美しくなるため実際に行っている、乳房を吸盤で持ち上げている様子や、電気による太もものマッサージ、ローラーによる顔を圧迫などの写真が集められ、アーティストによるエッセイが添えられています。
また、本書は製本でなく紐で綴じられ、スリップケースに入ったシンプルで美しい装丁となっています。


出版社:  Hatje Cantz
タイプ:  ペーパーバック(スリップケース入)
言語:   ドイツ語、英語、フランス語
ページ数: 92ページ
サイズ:  33.7 × 25.4 cm
状態:   新刊
その他:  図版82点
刊行年:  2013年
ISBN: 9783775736862

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7,150円(内税)

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