Thomas Lerooy【Bittertweet】

ベルギーのルーセラーレ生まれ、現在ブリュッセルを拠点に活動する若手アーティストです。
2004年よりヨーロッパ各地でのグループ展に参加、2006年よりベルギー・フランスで個展を多数開催、パリのポンピドゥ・センターにてコレクションされています。

本書は、2005年から2013年までのドローイングと彫刻を、インタヴューと共に紹介する内容となっています。
ドローイングでは、古代ギリシアの彫刻や、レオナルド・ダ・ヴィンチにまで遡る美学的な伝統やヴァニタスと呼ばれる17世紀のフランドルの静物画に、近代ベルギーの画家ジェームス・アンソールのグロテスクで不気味なユーモアの融合が見られます。
また彫刻において、彼は伝統的な記念碑的彫刻や、芸術作品の「アウラ」への興味を語っています。
過去の偉大な芸術作品をモチーフに、豊かな皮肉を含んだ幻想的な独自の作品を作り出しています。


出版社:  Hatje Cantz
タイプ:  ハードカバー
言語:   英語、フランス語
ページ数: 136ページ
サイズ:  35.7 × 25.8 cm
状態:   新刊
その他:  図版81点

販売価格

5,800円(内税)

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