カタリーナ・グロッセ【Katharina Grosse】

カタリーナ・グロッセ(Katharina Grosse 1961年 -)ドイツのフライブルク・イム・ブライスガウ出身の芸術家。現在は、同国・ベルリンを拠点に活動を行う。近年の現代美術において、重要な女性アーティストでもある。工業用スプレーガンを使用し、屋内外に大きなインスタレーションのような絵画を製作。フレスコ画や、抽象表現を組み合わせたスプレーで描かれた絵画、彫刻との両方の要素をもつ多次元的な作品は、独特な色彩が特徴の一つでもある。また、絵画という2次元の手法と彫刻や建築といった3次元への変換に色彩は十分に効果を表すようまとめられる。Kunstagademie MunsterとDusseldolf Academyにて学ぶ。また、2010年から2018年にDusseldolf Academyで教鞭を執る。2011年にはここ日本の東京現代美術館で開催のゼロ年代のベルリン - 私たちに許された特別な場所の現在(いま)」展にも、参加。作品は、世界の主要な美術館に収められており、ビエンナーレやトリエンナーレにも参加。

本書は、2013年に刊行されたグッロセの20年間のキャリアを包括的に紹介した書籍になります。絵画と彫刻の間に位置するような彼女の作品には、様々な要素が詰まっています。インスタレーションが多い彼女の作品を出来る限り、書籍というメディアで伝えることを試みたという本書に豊富な写真が掲載され、300ページというボリュームあるものとなっています。

Design: Heimann und Schwantes


出版社:  Walter Koning, koln
タイプ:  ハードカバー
言語:   英語
ページ数: 328ページ
サイズ:  30.8 x 24.6 cm
状態:   新刊

販売価格

7,300円(内税)

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