クルト・シュヴィッタース【Artist Philosopher】

クルト・シュヴィッタース(Kurt Schwitters, 1887 - 1948)第一次大戦後のダダイスムの流れを汲む、ドイツの芸術運動『メルツ』の創始者であるアーティストです。
ドイツ北部ハノーファーで生まれ、ドレスデンの芸術アカデミーにて学び、表現主義的な絵画作品を制作・発表します。その後1918年に、ベルリンのアヴァンギャルドのメンバーであった、ラウル・ハウスマン、ハンナ・ヘッヒ、ハンス(ジャン)・アルプらとの出会いから、彼が「すべてが破壊されてしまい、新しいものは断片から作らなければならなかった。それが『メルツ』だ。」と語る、新たな芸術運動として『メルツ』を構想し、『メルツ絵画』と呼ばれる日常の中にあるラベル、バスのチケット、布、木片などのオブジェクトを用いたコラージュ作品の制作を開始します。
新たな芸術を模索する雑誌『メルツ』を刊行し、その他にも、アーティストブック、彫刻、空間を使った作品、音響詩など様々な作品を生み出しています。また、『メルツバウ(メルツ建築)』の構想も行いました。
芸術のあり方を拡張するメルツの思想は、ジャスパー・ジョーンズ、ロバート・ラウシェンバーグ、エドゥアルド・パオロッツィ、リチャード・ハミルトン、ヨーゼフ・ボイス等多くの現代アーティストに影響を与えています。

本書は、ロンドンのバーナード・ヤコブソン・ギャラリーにて行われた展覧会に合わせて制作されました。最も有名な抽象的コラージュ作品(メルツ絵画)に焦点を当て、1920年以降、亡くなるまでに制作された多くの作品が掲載されています。新たな芸術の創造を目指すシュヴィッタースの作品を伝える一冊となっています。


出版社:  Bernard Jacobson Gallery
タイプ:  ペーパーバック
言語:   英語
ページ数: 78ページ
サイズ:  19.5 x 13 cm
状態:   新品

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2,200円(内税)

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