ブリンキー・パレルモ【Works on Paper 1976-1977】

ブリンキー・パレルモ(Blinky Palermo 1943年 - 1977年)抽象絵画、ミニマルアート・コンセプチュアルアートを横断した特異な作品を残し、33歳の若さで亡くなったドイツ・ライプツィッヒ出身の画家。特に知られた作品として、単色で塗り分けられた絵画作品や、着色・カットした素材をフレーム上に縫い込んだ『Fabric Paintings』が挙げらる。絵画作品は布、アルミニウム、鉄、紙にペイントされ、時には線を引く為にテープを使用する。1962〜67年にかけてデュッセルドルフ芸術アカデミーにてブルーノ・ゴラー、ヨーゼフ・ボイスの元で学び、1970年初頭にニューヨークに滞在した後、ゲルハルト・リヒターとスタジオを共にしています。ボイスの元で学んでいた頃より形と色彩の関係性に興味を持ち、伝統的な四角いキャンバスから、円形や三角形、十字架、トーテムポール、建物の内壁までも作品を描く対象として選択するようになる。2020年1月には、ドイツ・ケルンのルードヴィッヒ美術館にて展覧会が開催。

本書は、1976〜77年の2月にパレルモが亡くなる直前までに制作された、紙に描かれた作品に焦点を当てた書籍となります。パレルモの晩年の作品は、物質と色彩の間の緊張や対比、表層と深み、意味作用と抽象性の探求によって特徴付けられています。これらの作品は、彼が色彩を表示体系として理解していたことを伝えてくれます。
豊富な図版と共に、パレルモ研究で知られる美術史家のChristine Mehring、ボン市立美術館のディレクターであるChristoph Schreierによるテキストを収録し、パレルモの晩年の探求を包括的に紹介する一冊となっています。


出版社:  David Zwirner
タイプ:  ハードカバー
言語:   英語
ページ数: 134ページ
サイズ:  27.3 x 21 cm
状態:   新品
その他:  カラー図版104点

販売価格

6,000円(内税)

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