レイ・ジョンソン【Ray Johnson】

レイ・ジョンソン(Ray Johnson, 1927 – 95)ミシガン州デトロイト生まれ。かつて、「ニューヨークで最も知られた無名アーティスト」といわれた、ネオ・ダダやポップアートに分類されるコラージュ作品で知られるアーティストです。
ノースカロライナのブラック・マウンテン・カレッジにて、ヨゼフ・アルバースとロバート・マザウェルに学び、画家として作品制作を始めます。その後、早くからフルクサスの活動に参加し、パフォーマンスを行っています。また、手紙によるアート作品『メールアート』の創始者としても知られます。
ポップカルチャーや美術史にまつわるテキストとイメージを巧みに組み合わせ、ウィットに富んだ、時にはメランコリックな、数千点のコラージュや紙に描かれた作品を残しています。
彼のコラージュには、最新の社会的な妄想を予見させるミッキーマウス、エルヴィス・プレスリー、ジェームズ・ディーン、マイケル・ジャクソン、カルヴァン・クラインなどの図像が登場します。
また、彼の人生と、橋から飛び降りたというその死について描いたドキュメンタリー『How to Draw a Bunny (2002)』も制作されています。

本書は、様々な素材を使用して制作されたコラージュ、ドローイング作品約300点の豊富な図版を収めた美しい一冊です。ジョンソンの死後20年が経過した現在、彼の作品はますます断片的で刺激を求める社会の鋭い描写であり、そして20世紀/21世紀の最も共有されたイメージとなっています。


出版社:  Karma
タイプ:  ハードカバー
言語:   英語
ページ数: 296ページ
サイズ:  31 x 24.7 cm
状態:   新品
その他:  図版296点

販売価格

5,700円(内税)

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