モホリ=ナジ・ラースロー【Sensing the Future】

モホリ=ナジ・ラースロー (Moholy - Nagy Laszlo 1985 - 1946年)
ハンガリー出身の美術家です。構成主義の写真家、バウハウスの教員、「光と運動による造形」などの造形教育、写真、デザイン、映画、キネティックアートなど活動範囲は多領域に跨がります。プタペスト大学にて法律を学び、第一次世界大戦に参加し負傷の後に帰国、その後絵画・彫刻などを学び前衛運動に参加し構成主義的な芸術表現を模索します。1919年にはバウハウスに招聘され1923年には教授となりバウハウスの教育方針に影響を与え続けた。1937年にはナチス占領下のドイツを離れ、アメリカに亡命しています。同国にて「ニュー・バウハウス」の設立を試みています。
代表作は、キネティック彫刻「ライト・スペース・モデュレター」、カメラを使用しない写真技法「フォトグラム(※レイヨグラフとも呼ばれています)」など。

本書は、2014年から2015年にカナダ・ウィニペグとドイツ・ベルリンにて開催された展覧会時に刊行された書籍になります。
モダニズムの歴史にとっても、バウハウスという優れた教育機関にとっても重要な人物であるモホリ=ナジの功績を辿りながら、デジタル文化やメディア芸術について論じています。モホリ=ナギのアイディアは、ヴァルター・ベンヤミン、ジョン・ケージ、ジークフリード・ギーディオン、マーシャル・マクルーハンなどにも影響を与えているように思えますが、彼をデジタルのパイオニアとして見るべきか?パイオニアとデジタルのプロトクリティックの両方だったのか?と本書では問いかけています。また現代アーティスト:オラファー・エリアソンなどメディア・アーティストなどを紹介し、メディア芸術について再考しています。

出版社:  Lars Muller Publishers
タイプ:  ハードカバー
言語:   ドイツ語
ページ数: 192ページ
サイズ:  29.8 x 21.2 cm
状態:   新古品

販売価格

3,900円(内税)

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