エリオ・オイチシカ【The Great Labyrinth】

エリオ・オイチシカ( Helio Oiticica 1937年 - 1980年)ブラジル・リオデジャネイロ出身。ブラジルを代表する現代アーティストです。また、環境アートの代表的アーティストとしても挙げられます。ブラジルの芸術運動「ブラジル・トロピカリア・ムーブメント」にある、「トロピカリア」は、リオデジャネイロ近代美術館で行ったオイチシカのインスタレーション作品のタイトル”トロピカリア”が元となっています。
1950年代は、コンクリートアートやデ・ステイルといったヨーロッパの芸術運動の影響を受けており、Ivan Serpa率いるグループフレンタ(Groupe Frente)のメンバーの一人として活動を行なっていました。作品は、幾何学的な絵画を制作。リジア・クラークらと共にネオ・コンクリートアートの運動に短期間参加し、後に鑑賞者と作品の相互作用によって完成するインタラクティブなアート作品やインスタレーション作品へと移行する。これらの作品は、1960年代頃から1970年代まで盛んに制作されました。

本書は、2013年9月〜2014年2月までドイツ・フランクフルトのMMK Museum fur Moderne Kunstにて行われた展覧会時に同時刊行された書籍になります。
上記にもある、ブラジル・トロピカリア・ムーブメントを先行した一人としても知られたオイチシカの特に1960年代以降に制作されたインスタレーションやインタラクティブアート(参加型のアート作品)の資料やテキストで構成された書籍となります。(オイチシカの重要な文章やメモなど)オイチシカがどのように自身作品のテーマを捉え展開していったのかを垣間見ることのできる重要な読み物となっています。


出版社:  Hatje Cantz
タイプ:  ペーパーバック
言語:   英語、ドイツ語
ページ数: 336ページ
サイズ:  26 x 19.7 cm
状態:   新刊
その他:  図版71点

販売価格

4,800円(内税)

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