ゲルハルト・リヒター【Painting】

ゲルハルト・リヒター(Gerhard Richter 1932年 - )ドイツ・ドレスデン出身の画家。現代美術・現代絵画において世界で最も重要な一人であり、ドイツ最高峰の画家として知られる。写実的、抽象的な絵画、写真、ガラスの作品を制作。広告、舞台装置の画家見習いとして働き、のちにDresden Academy of Fine Artsにて学ぶ。1948年、ツィッタウの職業高を卒業、1949年から1951年まで、標識画家の見習いとして働きながら、画家を、目指す。1950年に、Dresden Academy of Fine Artsでの研究申請を行うが、あまりにもブルジョア的であるとして却下される。1951年より勉強を再開する。1961年、ベルリンの壁によりドイツが東西に分断される直前に、妻とともに西ドイツに回り、デュッセルドルフ美術アカデミーに入学する。後には、同校で教鞭を執る。今日も、表現方法が多様化する現代美術の中で、絵画の可能性を追求し勢力的に活動を続けているアーティストです。

本書は、2015年にワコウ・ワークス・オブアートにて開催されたゲルハルト・リヒターの新作展「Painting」の展覧会カタログです。世界発公開となった油彩画、写真に描いた作品の他、ガラスに描いた作品など全35作品の図版が掲載され、展示風景や油彩画のディテール写真なども含まれています。
また、評論家:清水穣によるテキストでは、「Strip」シリーズ(2011-2015年)を経た後、リヒターが再びアブストラクト・ペインティングを開始した意味について考査がなされています。

出版社:  Wako Works of Art
タイプ:  ペーパーバック
言語:   日本語、英語
ページ数: 71ページ
サイズ:  21 x 26.5 cm
状態:   新刊
その他:  書籍デザイン:森大志郎

販売価格

2,916円(内税)

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