エクスペリメンタル・ジェットセット(Experimental Jetset)
1997年にマリエケ・ストーク、アーウィン・ブリンカーズ、ダニー・ヴァン・デン・ダンゲンにて設立されたデザインスタジオです。(小さなインディペンデントなデザインスタジオと彼らは言っています)
印刷物やサイトペシフィックなインスタレーションを中心に、「turning language into objects」を方法論として、多種多様なプロジェクトに挑んでいます。
アムステルダム近代美術館(オランダ)、ポンピドゥー・センター(フランス)などの世界の主要な美術館との仕事の他に、Walker Art Centerでの”Graphic Design : Now in Production”(2011)やCasco Project, Utrechtでの”Kelly 1:1”などの展覧会も行っています。また、彼らの作品は、MOMAの永久コレクションにもなっています。
メンバーは、教鞭も執っており2000−2014年にはThe Gerrit Rietveld Academie、2013年からは、Werkplaats Typografieにて行っています。
2015年には、ここ日本のマッシュHDの新CIなども手掛けました。

本書は、2015年に初版が刊行されました。そして、この度、新たなカラー表紙にて2016年に再刊行された書籍になります。前回同様に、「Experimental Jetset」の約20年に及ぶのデザインワークを紹介する内容で、通常の形式的なモノグラフというよりはむしろ、とても緩やかな遊びあるデザインとなっています。また、Linda van Deursen、Mark Owens、Lan Svenoiusによるエッセイとデザインスタジオによる2つの写真の章の中で、彼らのデザイン作品を紹介。過去のExperimental Jetsetへのインタビューやレクチャーや書簡のやり取りの中から、彼らの統一された考えをJon Suedaが選びだし、再編集したエッセイも収録されました。
そして、この再刊行分には、ブックレット「Automatically Arranged Alphabets」がセットになっています。


出版社：　　Roma Publications
タイプ：　　ペーパーバック
言語：　　　英語
ページ数：　592ページ
サイズ：　　18 x 11 cm
状態：　　　新品
その他：　　付属品：ブックレット「Automatically Arranged Alphabets」