1950年から1960年のスイス・バーゼルやチューリッヒを中心にスイス・タイポグラフィやチューリッヒ・タイポグラフィと呼ばれる、機能的なグラフィックデザインを目指した活動が行われていました。
それらの活動は、若きクリエーターたちによって「Neue Grafik」という同人誌のような形態の刊行物によって紹介されていました。文字組の骨骼が読み取れるグリッドデザインによる紙面構成、フォントはほとんどがサンセリフ体のファミリーが使用されていました。
特に、ヨゼフ・ミュラ−=ブロックマンやリヒャルト・ローゼ、ハンス・ノイブルグ、カルロ・ヴィヴァリーなどの名が多く見られる。後に、これらはエミール・ルーダーによって「タイポグラフィ」という教育課程の為の書籍として一つにまとめられました。
この本は、「Neue Grafik」1958年から1965年までを一冊にまとめた画期的、歴史的な素晴らしい復刻版。ケースの中には、その当時の表紙とほぼ同じデザインで作られた各年代の「Neue Grafik」が収められています。スイス・タイポグラフィの歴史を辿ることのできる見応え充分。
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出版社: Lars Muller Publisher
タイプ: ペーパーバック (ケース入)
言語: ドイツ語、英語、フランス語
サイズ: 29.2 x 25 cm (厚み8.7cm)
状態: 新刊
その他: 18冊組み