ドリス・サルセド【Doris Salcedo】

ドリス・サルセド(Doris Salcedo 1958年 - )コロンビア・ボゴタ出身の芸術家。コロンビアでの生活に影響を受け、木製家具、衣類、コンクリート、植物などを使用した作品を制作。痛み、トラウマ、喪失などを形にし、個人や集団の追悼のための空間を生み出す。また、これらのテーマは彼女自身の個人的な歴史に基づいている。(コロンビアにおいて、政治的に混乱した状況下で、多くの人々が行方不明になり、その中には、彼女自身の家族も含まれていた)政治的な暴力の生み出す、喪失について特に言及している。1980年に、Jorge Tadeo Lozano Universityにて美術学士号を取得。1984年に、New York Universityにて美術修士号を取得。その後は、ボゴタに帰国し、The Unibersidad Nacional de Colombiaにて教鞭を執る。イギリス・テートモダンのタービン・ホールでの、ユニリーバ・シリーズでは、床に叩き割り亀裂を入れた作品「Shibboleth」を展示。第9回ヒロシマ賞受賞。

本書は、2023年5月21日から9月17日にスイス・バーゼルのFopudation Beyelerにて開催の展覧会を機に刊行されました。過去30年間のサルセドの作品を包括的に紹介したこれまでにない一冊です。
書籍はサルセドと共に編集され、1992年から2021年までの彼女の芸術家としてのキャリアの様々な段階から、100点以上の主要な作品を掲載しています。

出版社:  Hatje Cantz
タイプ:  ハードカバー
言語:   英語
サイズ:  28 x 21 cm
ページ数: 248ページ
状態:   新品
その他:  図版160点
刊行年:  2023年
ISBN:   9783775754934

販売価格

11,220円(内税)

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