リチャード・ハミルトン【Modern World: The Art of Ricahrd Hamilton】

リチャード・ハミルトン(Richard Hamilton 1922年 - 2011年)イギリス・ロンドン出身の芸術家。ロンドンのロイヤルアカデミー等でアート、工学を学び、一時期デザイナーとして働いたのち、1950年ごろよりアーティストとしての活動を開始。1956年、雑誌や広告などマスメディアのイメージを使用して制作されたコラージュ作品『Just what was it that made yesterday’s homes so different, so appealing?』は、ポップアートの先駆けとして、60年代アメリカのポップ・アーティストに多大な影響を与えた。
また、反芸術を標榜し、芸術に既製品のオブジェを持ち込んだマルセル・デュシャンへ深い関心を寄せ、1960年に『Green Box』の活字版をデザインし、65年にはデュシャン自身の指導のもとで、大ガラスのレプリカ制作。印刷技術に精通し、80年代にはコンピュータで作成された作品を制作するなど、常に知的な洞察に富んだハイセンスな作品を制作し続けた。

本書は、著名な作家Michael Bracewellによるリチャード・ハミルトンへの考察です。彼の芸術を1960年代の文化と結びつけ、複雑な芸術家ハミルトンについて簡潔にまとめています。
いくつかの作品例と当時の音楽/映画/大衆文化との関連性を取り上げ論じられている他、写真やハミルトン自身からの引用も随所に掲載されています。

出版社:  Art Books
タイプ:  ハードカバー
言語:   英語
サイズ:  27 x 20.8 cm
状態:   新品
ページ数: 224ページ
刊行年:  2021年
ISBN:   9781908970558

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4,730円(内税)

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