ロバート・ラウシェンバーグ【Japanese Clayworks】

ロバート・ラウシェンバーグ(Robert Rauschenberg 1925 - 2008年)アメリカ出身。20世紀を代表するアメリカの現代芸術家。カンザス・パリ(一時)にて美術を学び、また多くの現代芸術家を排出した『ブラック・マウンテン・カレッジ』にてヨゼフ・アルバースに学ぶ。(同時期のブラック・マウンテン・カレッジには、ジョン・ケージやサイ・トォンブリーらも)また、ジョン・ケージの初の『ハプニング』(1952年)に参加、そして、デ・クーニングより提供された本人のドローイングを消してしまうパフォーマンス『消されたデ・クーニング』(1953年)を制作。1954年には、後に名付けられる『コンバイン・ペインティング』(日常的な道具と廃品を組み合わせ、その上に筆を加える)を制作し始めます。その後も、勢力的に活動を続け数々の作品を生み出した。

ロバート・ラウシェンバーグは、15年間の中で頻繁に日本を訪れ、そこで陶芸に強い関心を抱きました。
そして、独自の作品を制作し、日本古来の陶芸の伝統と現代の革新性を組み合わせた独自のプロセスを試みました。
本書は、ラウシェンバーグの陶芸についてまとめています。これまで未発表であったアーカイブ資料も含まれ、滅多に見ることのできない2つのシリーズ「The Japanese Clay Works」(1982/1985)と「Japanese Recreational Clayworks」(1982-83/1985)が紹介されています。The Japanese Clay Worksは、古代から現代の日本の彫刻要素や写真イメージ、そして独特の筆致を特徴としています。Japanese Recreational Clayworksは、歴史的な西洋美術品をセラミックパネルにプレハブで複製したものを構成し、日本各地で撮影した写真から現代日本の独自のイメージを筆致しています。

出版社:  Thaddaeus Ropac
タイプ:  ハードカバー
言語:   英語
ページ数: 128ページ
サイズ:  29 x 21.5 cm
状態:   新刊
その他:  カラー図版127点、白黒図版3点
刊行年:  2023年
ISBN:   9783901935695

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