ゲルト・アーンツ【Graphic Desiner】

ゲルト・アルンツ(1900年-1988年)
ドイツ出身のグラフィックデザイナーです。1921年より、デザインの仕事に携わり、後に木版画の為のにデザインしたピクトグラムが、教育者・哲学者であったオットー・ノイラートの目に止まります。1929年彼は、正式な依頼を受けてウィーン(オーストリア)にてアイソタイプ(Isotype)の制作に取り掛かりました。元は、児童教育に使われる予定であったこのデザインは、結果として現代公共施設での標識(インフォグラフィック)として世界中で使用されることとなりました。この仕事によって、彼はアイソタイプという「グラフィックと社会学の分野」における視覚記号(ピクトグラム)の新しいデザインを確立しました。
コンピューターのなかったこの時代に、版画によって反復可能なシンプルなこのグラフィックは、大変画期的な発明の一つのでもありました。
本書は、ゲルトとオットーの創り出したアイソタイプをご紹介した書籍になります。難しい読み物ではなく、たくさんのシンプルに記号化された人や動物、乗り物、食べ物などが多数掲載されています。また、一部実際の使用例も掲載されています。実際は、グラフとして使用されていた実用例は、今はまるでかっこいいポスターのようです。

出版社:  010 Publisher
タイプ:  ペーパーバック
言語:   英語
ページ数: 288ページ
サイズ:  24.7 x 17.6cm
状態:   新刊

販売価格

5,300円(内税)

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