ハンス・ジャン・アルプ【Arp: Paper】

ハンス・ジャン・アルプ(Hans Jean Arp 1886年 - 1966年)フランス・アルザス地方出身の彫刻家、画家、詩人。
ダダイスムの中心人物の一人でもある。幼少期から絵を描くことを好み、造形芸術へも興味を持っていた。ワイマールやシュトラスブルクなどにて芸術を学ぶ。ヨーロッパをめぐりながら、新たな芸術表現を模索する。スイスにて同世代の芸術家らとデア・モデルネ・プントと名付けたグループを設立し、展覧会を開催。第一次世界大戦中には、トリスタン・ツェラと共にダダイスム運動を始める。また、シュルレアリスムにも傾倒。最愛の妻ゾフィー・トイバーの突然の死は、大きな影響を与えた。その後は、詩を主題とした彫刻作品を制作。1954年には、ヴェネツィア・ビエンナーレ彫刻部門賞を受賞。1963年にはフランス芸術大賞を受賞。

ハンス・ジャン・アルプは、チューリッヒ・ダダに参加した初期から1960年代に至るまで、独創的かつ影響力のある作品群を制作しました。彼は、バイオモーフィックなフォルムを用いた、二次元と三次元の作品で特に知られています。
本書は、その中でも紙を使用した作品や紙のコラージュに焦点を当て、遊びの部分や新たな世界を創出する手法としての役割を含め、多岐にわたる創作活動におけるそれらの位置付けを包括的に提示します。
全5章で構成され、約200点の図版を収録したこの書籍は、その多くがこれまで複製や公開展示されたこののない作品を中心とした充実した選定となっています。
テーマ別に構成された5つの章と解説文を通じて、アルプ独自の形態や造形言語に対する新たな視点が提示されます。また、Arie HartogとLoretta Würtenbergerの示唆に富む序文では、これらの作品の造形言語や芸術的な響きが詳細に解き明かされます。そこでは、アルプの代表的な彫刻作品との関連性を調査し、同時に、紙を用いた膨大な制作活動そのものが一つの魅力的な世界として考察されています。

出版社:  Hauser & Wirth Publisher
タイプ:  ハードカバー
言語:   英語
サイズ:  31.5 x 24.5cm
ページ数: 304ページ
状態:   新品
刊行年:  2026年
ISBN:   9783907493175

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