倉俣史朗(1934年 - 1991年)は、日本のインテリアデザイナーで、1960年より独創的な美意識をもった作品を発表し、国際的な評価を得ています。磯崎新、梅田正徳らと共に『メンフィス・グループ』に参加。
代表作は、金属メッシュで作られた「How High the Moon」アームチェア、造花を閉じ込めたアクリルとアルミで作られた「Miss Blanche」チェアなど。ニューヨーク近代美術館やロンドンのヴィクトリア&アルバート博物館などでコレクションされています。
彼のデザインした多くの作品の中には、現在失われてしまったものも多く存在します。
本書は、失われた作品に関する貴重な写真や説明も収められており、倉俣の独創的な仕事の全体像を振り返る内容となっています。
倉俣の作品をエッセイと共に紹介した一冊と、年代順にまとめられた作品と写真を収録したカタログの2冊が、カラーアクリルで作られたスリップ・ケースに収められており、インパクトのある美しいモノグラフとなっています。
著者はロンドン・デザイン・ミュージアムのディレクターを務めるDeyan Sudjic氏。
また、生前に発表された、対談やインタビューも多数収録されています。
*こちらの書籍は、専用の保護用ダンボールボックスに入っています。このダンボールはダブルフルートになっており、中にはスチレンの角材も入っております。運送の際の保護のために制作されており細かな傷が入っております。また、梱包テープで封がされております。
出版社: Phaidon
タイプ: ハードカバー
言語: 英語
ページ数: 406ページ
サイズ: 31.2 x 24.2cm
状態: 新刊
その他: 2冊組、アクリルケース入
刊行年: 2025年
ISBN: 9781837290369