リアム・ギリック(Liam Gillick 1964年 - )イギリス出身、現在はニューヨーク在住。イギリスを代表するアーティストです。1987年にゴールドスミス・カレッジのファインアートを卒業し1989年には初個展を行なっています。1990年代には、ヤング・ブリティッシュ・アーティストの一人としてダミアン・ハーストやサラ・ルーカス、アンジェラ・ビュロックなどともにイギリスの現代アートの重要な人物となりました。現代社会に横たわる問題、とりわけ経済やその構造と労働を軸に考査を始め、その経過やそこから生まれる様々な事象に多角度から見方を用いて、インスタレーション・建築・グラフィックデザイン・映画などで再構築します。他に文章も用いることも多く、文筆家としても多くの作品を発表しています。2002年には、ターナー賞にもノミネートされています。

本書は、Brigade Commerzから出版されたオーディオアーカイブになります。この出版社は、書籍だけではなくCDという形式でアーティストに関する事柄を記録し刊行しています。リアム・ギリックは、2009年にドイツ・ベルリンのハンブルガーバンホフで展示を行いました。ここには、同年の2回のインタビューが収録されています。彼のプライベートから作品に関する考査を15個のトラックに載せました。ギリックのポートレート記録としての一冊です。下記が、各トラック名となります。
1:「Grandfather's Promise」
2:「How does society produce Artists?」
3:「Pieces of Wood」
4:「What a great idea that anyone can...」
5:「An idea just out of reach」
6:「A delicate dance」
7:「Red Glitter」
8:「I am a European Socialist」
9:「I was more interested In Anni Albers」
10:「Conceptual Art」
11:「The battle between planning and speculation」
12:「What is the idea behind your work？」
13:「Loss」
14:「The role of the Scenario. The "What if"」
15:「Literally No place」

出版社：　　Glenstone
タイプ：　　オーディオブック
言語：　　　英語
サイズ：　　18.8 x 13.9 cm
状態：　　　新刊
その他：　　約51分
刊行年：　 2011年
ASIN： BO7FTH3HZB