【Letraset: The DIY Typography Revolution】

「Letraset」(レトラセット社)は、1959年にイギリス・ロンドンにて設立されたタイプレタリングシステム/インスタントレタリングを世界で最初に発明した会社です。1980年頃までデザイン業界を中心に広く使用され、多くの種類が生産されていました。

この書籍は、イギリス・ロンドンの出版社Unit Editionsが4年の歳月をかけて編集した、レトラセット社の包括的な歴史を紹介した最初のアーカイブ本です。専門的な植字に代わる最初の民主的な代替手段として開発が始まった初期から、栄光の時代までそのストーリーがご覧いただけます。また、このタイポグラフィの素晴らしさを認識する新たなファンの間での、レトラセットの現在の復活についても取り上げています。

書籍の見開きでは年表、Malcolm Garrettによる序文、Mr Bingo、Erik Brandt、Aaron Marcus、David Quay、Dan Rhatigan、Freda Sack、Andy Stevens、Jon Wozencroftへのインタビューが収録されています。
レトラセットの主要メンバーであるColin Brignall、Dave Farey、Mike Dainesによるエッセイでは、活版印刷や商業の有力企業としてのレトラセットについての洞察について触れ、また、Adrian Shaughnessyによる中心的なエッセイでは、インスタントレタリングの文化的影響について検証が記されています。

書籍デザインは、SpinのTony BrookとClaudia Klatによるものです。カタログ、プレス広告、メーラー、保管ユニットそして古典的なレトラセットの書体シートなど多くの珍しい図版が掲載されています。
書籍の印刷は、リソプリントによるもので、通常の学術的なアーカイブ本とは異なり、アートブックのような仕上がりとなっています。


出版社:  Unit Editions
著者:   Adrian Shaughnessy
編集:   Tony Brook、Adrian Shaughnessy
デザイン: Spin
タイプ:  ペーパーバック
言語:   英語
サイズ:  32 x 22 cm
状態:   新品
ページ数: 312ページ
その他:  4色リソプリント
ISBN:   9780995666443

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10,945円(内税)

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