モナ・ハトゥム【Turbulence】

モナ・ハトゥム(Mona Hatoum 1952年 - )レバノン・ベイルート出身の芸術家。現在は、イギリス・ロンドンを拠点に活動を行う。1980年より暴力や弾圧をテーマとするパフォーマンスやビデオによる作品制作を始め、1990年以降は、牢獄を思わせる金属のグリッドとライトを使用した作品など、繊細で美しいながらも時に残酷さ覗かせる様々なインスタレーションを制作。1970年から1972年にかけてベイルート大学にてグラフィックデザイン学んだ後、広告代理店に勤務する。1975年から1981年までイギリス・ロンドンに滞在し、The Byam Shaw School of ArtとThe Slade School of Fine Art(University Collage, London)にて学ぶ。

ハトゥムのアラブ地域では初めてとなる大規模な回顧展に合わせて刊行された書籍になります。インスタレーション、写真、映像、ドローイングなど過去30年間の作品を一挙にご覧頂けます。
床に並べられた何千ものガラス玉による13×13フィートの正方形で構成された作品『Turbulence』は、展覧会全体を貫くテーマとして中心的に取り上げられました。
本書は以下の3つの観点で構成されています。
『The Internal』… 疎外や移住による混乱を経験した、ハトゥム自身のアイデンティティ―への疑問。
『The Public』… 所属や、共同体の記憶による共通の意見の影響
『Formal』… 芸術表現を発展させていく方法の考察


出版社:  Silvana Editoriale
タイプ:  ペーパーバック
言語:   英語、アラビア語
ページ数: 192ページ
サイズ:  30 × 23.7 cm
状態:   新刊
その他:  カラー図版160点
刊行年:  2014年
ISBN:   9788836628117

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6,710円(内税)

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