サイ・トゥオンブリー【Fifty years of works on paper】

サイ・トゥオンブリー(Cy Twonbly 1928年 - 2011年)アメリカ合衆国・バージニア州出身の芸術家。
同国を代表する画家・彫刻家でもある。ニューヨークのアートスクールにてドイツ表現主義の絵画を中心に学ぶ。また、ブラック・マウンテンカレッジの夏と秋の講座に参加し、ロバート・マザウェルに師事。1951年には、ニューヨークのSamuel M.Kootzにて初個展を開催。1950年代よりプリミティブで実験的な絵画作品を制作し、その後黒いキャンバスに白の自由な線描を特徴とした絵画を展開。1960年代からは色彩が使用されるようになり、素手で絵具を塗り付けた絵画を制作。その後も、ギリシャ神話「Leda and the Swan」(レダと白鳥)をテーマとした作品、「Blackboard Paintings」、「Grey Paintings」など多くのシリーズを描く。そして、絵画だけでなく、非常に個性的な彫刻作品や、ポラロイドで撮影された写真作品も数多く制作。また、2010年にはルーブル美術館の天井画を手がけるなど、亡くなるまで意欲的に作品を制作し続けた。1957年に初めてローマを訪れ、1967年より定住。

本書は、約50年に渡るトゥオンブリーのキャリアから、ペインティング、ドローイング、コラージュ作品84点を掲載した作品集となります。ロシアのエルミタージュ美術館を始め、日本の原美術館など世界中を巡回した同名の展覧会に合わせて刊行されました。制作年は、1953年から2002年の間になります。掲載は年順となっており見やすく、また珍しいコラージュ作品も数点掲載されています。書籍サイズも大きく、大変見やすいものとなっています。


出版社:  Schirmer/Mosel
タイプ:  ペーパーバック
言語:   英語
ページ数: 156ページ
サイズ:  34 x 25 cm
状態:   新刊

販売価格

8,000円(内税)

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