• スラヴコ・コバチ【Hidden Tresure. Informal Art, Surrealism, Art Brut】

    スラヴコ・コバチ(Slavko Kopac 1913年 - )クロアチア・ヴィンコヴチ出身の芸術家。「Compagnie de l'Art Brut」の創始者、アンドレ・ブルトンと共に尽力したリーダーとしても知られている。
    1937年にザグレブ美術アカデミーを卒業。フランス政府の奨学金を得てフランス・パリにて学ぶ。1943年から1948年には、イタリア・フィレンツェに移り、哲学と美術史を学ぶ。規制の知識から解放され、アカデミズムではなく、20世紀の著名な芸術家らのサークルに参加し新たな創作を模索する。1948年よりパリに戻り、永住。ジャン・ディビュッフェ、アンドレ・ブルトン、ミシェル・タピエと共に「Compagnie de l'Art Brut」を設立し、30年間にわたりアール・ブリュット・コレクションを引率した。また、アンドレ・ブルトンのギャラリーにて個展を開催。ミシェル・タピエは自身の著作の中で、スラヴコ・コバチを、ジャン・デュビュッフェ、ジャン・フォートリエ、ポール・ジャクソン・ポロックらとともにアンフォルメルの創始者の一人としてあげている。ザグレブ、フィレンツェ、ローマ、パリなどで自身の作品を展示した。

    本書は、2025年9月12日から11月13日までイタリア・フィレンツェのAccademia delle Arti del Disegnoにて開催の展覧会を機に刊行されました。
    ポンピドゥセンターの名誉館長であり、スラヴコ・コバチの作品12点を同美術館のコレクション収蔵に尽力したBernard Blisteneの序文で始まるこの書籍は、アンフォルメル、シュルレアリスム、アール・ブリュットと深く結びついた多面的な芸術家のコバチの生涯を探求しています。ジャン・ディビュッフェの重要な協力者として、「Compagnie de l'Art Brut」の初代キュレーターとして、彼はその普及と形成に不可欠な役割を果たしました。魔法のようなトーテム的な世界観はシュルレアリストたちを魅了し、ブルトンとのコラボレーションへと繋がりました。ミシェル・タピエもまた、アンフォルメルにおけるコバチの独創性を評価しています。絵画、素描、陶芸、彫刻、コラージュ、アートブックなど様々なメディアを用いて物質性を探求し、現実と幻想を織り交ぜました。書籍には、国際的に著名な研究者による寄稿、未発表作品、アーカイブ資料を含む図版が収録されています。

    出版社:  5 Continents Editions
    タイプ:  ハードカバー
    言語:   英語、フランス語、イタリア語
    ページ数: 192ページ
    サイズ:  28 x 24 cm
    状態:   新刊
    その他:  カラー図版80点
    刊行年:  2025年
    ISBN:   9788874394135

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