【Musical Bodies】

本書は、2026年6月7日から9月27日まで、アメリカ・ニューヨークのThe Metropolitan Museum, of Artにて開催の展覧会を機に刊行されました。
古代の儀式からロックンロールに至るまで、芸術、大衆文化、そして人間存在のあり方に映し出される楽器と身体の関わりについてまとめ、5000年にわたる芸術と音楽の歴史を舞台に、身体と楽器が織りなし重なり合う世界とその曖昧な境界を探求する一冊です。
足でリズムを刻む、手を叩く、声を出す、口笛を吹く、私たちは自らの身体を楽器として用いる一方で、多くの楽器もまた、人間の身体からその形態や装飾の着想を得ています。
アイデンティティを表現する媒体として、これらの楽器や関連作品は、「身体はどこで終わり、楽器による音楽演奏はどこから始まるのか」という問いを複雑で興味深いものにしています。書籍では、約130点の楽器に加え、絵画、彫刻、ドローイング、版画、写本、衣装といった関連する芸術作品を取り上げています。紹介される楽器は、古代エジプトのシストラムやルネサンス期の人物像を模したフィドル(擦弦楽器)から、ヨーロッパ兵を襲う虎の姿をしたティプー・スルタンの機械式オルガン、さらにはプリンスが演奏した「Symbol」ギターに至るまで多岐にわたります。本書は、身体と楽器がいかに相互に作用し絡み合ってるかを明らかにするとともに、楽器がいかにしてアイデンティティ、性、死、死後の世界を反映しているかを探ります。
音楽学、楽器学、人類学、美術、文学、宗教、ポップカルチャー、神話といった幅広い文太の知見を駆使したこの書籍は、音楽、芸術、そして人間という存在そのものに迫る、魅力的な探求書となっています。

出版社:  Metropolitan Museum of Art
タイプ:  ハードカバー
言語:   英語
サイズ:  26.6 x 22.8 cm
状態:   新品
ページ数: 228ページ
刊行年:  2026年
ISBN:   9781588398130

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