パブロ・ピカソ/ミケル・バルセロ【Reflections: Picasso × Barcelo】

パブロ・ピカソ(Pablo Picasso 1881年−1973年)スペイン・マラガ出身。20世紀を代表する芸術家の一人。フランスにて活動し、20世紀の初めに現代美術の大きな一つの流れであるキュビズムをジョルジュ・ブラックと共に創始。生涯で数多くの作品を残し、それらは油絵や素描のみにとどまらず、彫刻、陶器、挿絵、版画にまで及ぶ。作風は、常に変化し『青の時代』『バラ色の時代』『キュビズム時代』『新古典主義の時代』『シュルレアリスム時代』と分類される。代表作には、キュビズムの幕開けとなった作品『アヴィニョンの娘たち』や、現在はスペイン・マドリッドのソフィア王立美術館にある『ゲルニカ』などが挙げられる。

ミケル・バルセロ(Miquel Barcelo Artigues 1957年 - )スペイン・マジョルカ島出身の芸術家。様々な素材を使用した物質性と、生命の根源的な記憶を感じさせる作品で知られ、現代のピカソとも称されるスペインを代表する画家・彫刻家。パルマの装飾芸術学校で学んだ後、1970年代に中頃にバルセロナに移り、素材を重ねたレイヤーによる独自の絵画スタイルに着手。1980年代から、長期間西アフリカを旅し強い影響を受けてた。1982年ドイツ・カッセルのドクメンタ7に参加し、国際的に知られる。また、先史時代の洞窟壁画に強い関心を寄せ、2000年以降は、パルマのサンティシモ礼拝堂の壁面を覆うテラコッタ作品、ジュネーブの国連施設の天井画など大規模なプロジェクトを手がけている。

本書は、2026年3月26日から2026年6月28日にスペイン・マラガのMuseo Picasso Malagaにて開催の展覧会を機に刊行されました。
展覧会は、最も古く普遍的な表現媒体の一つである「陶芸」を軸に、両芸術家の作品世界を視覚的に結びつけて展開されています。大戦後、ヴァロリスの地でピカソは、粘土の中に絵画、彫刻、オブジェを融合させる創造的な実験の場を見出し、皿や器を身体や神話の登場人物、また日常の情景へと変容させましや。一方バルセロは、1990年代のマリ滞在中に陶芸と向き合い、そこで伝統的な技法を学ぶとともに粘土を儀式性、身体、物質性が交差する実験の場として捉えるようになりました。

アルメリアとカディスの美術館が所蔵する考古学的遺産を交え、パブロ・ピカソとミケル・バルセロの間にある独自の対話を創出します。
そして、陶芸を一つの普遍的な言語として、理解するよう私たちを誘います。機能的なもの、象徴的なもの、日常的なものなど。

出版社:  This Side Up
タイプ:  ハードカバー
言語:   英語、スペイン語
サイズ:  28 x 20 cm
状態:   新品
ページ数: 168ページ
刊行年:  2025年
ISBN:   9788412993363

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