アリーナ・シャポシュニコフ【Body Languages】
アリーナ・シャポシュニコフ(Alina Szapocznikow 1926年 - 1973年)ポーランド・カリシュ出身の芸術家。戦後ポーランドを代表する彫刻家の一人であり、ホロコースト生存者でもある。シュルレアリスム、ヌーヴォー・リアリズム、ポップアートを彷彿とさせる、多様で実験的な表現メディアを用いて人体を探究。 第二次世界大戦中は、アウシュヴィッツやベルゲン・ベルゼンのナチス強制収容所に収容され、1943年にテレジンに移送後、1945年の終戦後にプラハに移り、正式に彫刻を学んだ。その後、フランス・パリのÉcole nationale supérieure des Beaux-Artsでも学ぶ。社会主義リアリズムの教義に沿った公共のモニュメントなども設計したが、前衛的な作品へ回帰し、自身の身体というテーマに焦点を当てる。1962年にヴェネチア・ビエンナーレにて個展を開催。1963年にパリに移住し、彫刻において革新的な素材や技法を模索した。2013年にニューヨーク近代美術館にて大規模な回顧展が開催。 本書は、2025年3月15日から7月6日まで、ドイツのkunstmuseum ravensburgにて開催の展覧会を機に刊行されました。 著名な研究者によるシャポシュニコフの作品と彫刻に関する13の短なテキストを収録し、鋳造、官能的なオブジェ、記憶、断片化された身体、可塑性といった重要なテーマを取り上げています。 シャポシュニコフは、20世紀を代表する女性彫刻家の一人であり、作品の中心である身体は、存在の儚さと人生のパラドックスを容赦なく表現しています。型破りな彫刻技法、素材、形態に対する弛まむ探究は、リンダ・ベングリス、ルイーズ・ブルジョア、エヴァ・へスらとともに彫刻の拡張に貢献してきた先駆的な女性彫刻家の一人としての地位を確固たるものにしています。 彼女の作品語彙には、「性感帯」(口、胸、胸部)などの直接的な身体の型取りが含まれます。それらをシリーズ作品へと発展させ、時には官能的なランプ、感触を刺激する大理石の胸部の襞、サイボーグのような人物像、または皮膚のような殻のような形状でそれらを造形していきます。 作品全体には記憶の痕跡が貫かれています。ホロコーストを追悼する記念作品に加え、「Souvenir」シリーズを製作しています。このシリーズでは、腫瘍をモチーフとした作品と同様にポリエステル生地を通して煌めく写真や新聞の切り抜きを作品位取り入れ、記憶を鮮やかに蘇らせています。シャポシュニコフの作品は、当時と変わらず、今日においても先見の明に満ちています。 出版社: Verlag Fur Moderne Kunst タイプ: ハードカバー 言語: 英語、ドイツ語 ページ数: 288ページ サイズ: 28 x 23.5 cm 状態: 新品 その他: カラー図版120点(内、カラー図版68点) 刊行年: 2025年 ISBN: 9783991531838
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