エド・ヴァン・デル・エルスケン【Sweet Life】
エド・ヴァン・デル・エルスケン(Ed van der Elsken 1925年 - 1990年)オランダ出身の写真家・映画監督。1954年に刊行された写真集「セーヌ左岸の恋」はパリの若者の生態を写しまとめ注目を集め、1950年代を代表する写真集の一つとなる。50年代末にはここ日本にも何度か来日し、当時の日本の写真界にも大きな影響を与えた。 10代の頃より彫刻家を目指し学校に通い、第二次世界大戦中には、ナチス占領下から逃れるため、彫刻家になるプログラムを放棄しなければならなかった。同時期、イギリス軍の持つ写真誌を目にし写真に興味を持ち、写真を撮り始める。1950年、ドイツ人写真家Emmy Andriesseの提案によりパリに移動しマグナムの技師として暗室で働く。そこで、アンリ・カルティエ・ブレッソンやロバート・キャパに出会う。エルスケンの写真は、生活する領域の中で撮られたドキュメンタリー写真。これは、ラリー・クラークやナン・ゴールディン、ヴォルフガング・ティルマンスの前兆となるような興味深い作品らである。 本書は、エルスケンの写真集の一つ「Sweet Life」です。1966年に初版が刊行されました。現在でも、オランダの写真集を代表する一冊となっています。1960年, 2つの雑誌からの依頼とドイツのテレビ局からの給付金で彼と彼の妻は、14ヶ月間世界中を巡りました。そして、その6年後に完成し刊行されたのがこの「Sweet Life」です。グロスのたっぷりかかたプリントでとても美しい黒が出ています。 出版社: errata editions タイプ: ハードカバー 言語: 英語 ページ数: 208ページ サイズ: 24.8 x18.4 cm 状態: 新刊
6,100円(内税)
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