アンリ・マティス【Matisse - Invitation to the Voyage】

アンリ・マティス(Henri Matisse 1869 - 1954年)フランス・ノール出身。フランスを代表する画家であり、20世紀を代表する芸術家。1981年にパリのAcademie Julian にて絵画を学び、その後ギュスターヴ・モローに個人指導を受けた。ゴッホやゴーギャンなど後期印象派からの影響も受け、自由な色彩表現を追求する。フォービズム(野獣派)と呼ばれた頃は、この時期である。やがて、線の単純化、色彩の純化に至り、切り絵作品などを制作する。晩年に手掛けた南仏の修道院の内装・上祭服のデザインは、マティス芸術の集大成とも言われています。

本書は、2024年9月22日から2025年1月26日にスイス・バーゼルのFoundation Beylerにて開催の展覧会を機に刊行されました。
マティスが、生涯にわたって繰り返し言及したシャルル・ボードレールの1857年の詩「旅への誘い」(Invitation to the Voyage)が、タイトルに使用されました。ボードレールの詩のように、この書籍では、旅が重要な役割を果たしたマティスの作品と人生をまとめています。
マティスの実践のさまざまな波を航海するように、1900年頃の初期の絵画から始まり、1910年代の革新的なフォーヴィスム作品、1930年代のニース時代の官能的な絵画、そして1940年代後半から1950年代の伝説的なシルエットまでを紹介しています。ここに集められた重要な絵画、彫刻、カットアウトの豊富な作品は、マティスの傑出した作品の発展と豊かさを明らかにしています。


出版社:  Hatje Cantz
タイプ:  ペーパーバック
言語:   英語
ページ数: 216ページ
サイズ:  31 x 26.3 cm
状態:   新品
その他: カラー図版100点
刊行年:  2024年
ISBN:   9783775757805

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