ロバート・ラウシェンバーグ【 Fabric Works of the 1970s】
ロバート・ラウシェンバーグ(Robert Rauschenberg 1925 - 2008年)アメリカ出身。20世紀を代表するアメリカの現代芸術家。カンザス・パリ(一時)にて美術を学び、また多くの現代芸術家を排出した『ブラック・マウンテン・カレッジ』にてヨゼフ・アルバースに学ぶ。(同時期のブラック・マウンテン・カレッジには、ジョン・ケージやサイ・トォンブリーらも)また、ジョン・ケージの初の『ハプニング』(1952年)に参加、そして、デ・クーニングより提供された本人のドローイングを消してしまうパフォーマンス『消されたデ・クーニング』(1953年)を制作。1954年には、後に名付けられる『コンバイン・ペインティング』(日常的な道具と廃品を組み合わせ、その上に筆を加える)を制作し始めます。その後も、勢力的に活動を続け数々の作品を生み出した。 本書は、2025年9月9日から2026年3月1日まで、アメリカ・テキサス州のThe Menil Collection, Houston,TXにて開催の展覧会を機に刊行されました。 ロバート・ラウシェンバーグによる1970年代の革新的な布の使用法とそれが作品全体においてどのような意義を持っていたのかを概観します。 この書籍では、ラウシェンバーグのキャリアの中であまり注目されてこなかった時期に焦点を当て、布を題材とした3つのシリーズ作品をご紹介しています。1972年から1973年にかけて制作された、独特な雰囲気を持つ「Venetians」、1974年から1976年にかけて制作された薄手の生地のような「Hoarfrosts」、そして1975年から1976年に制作された、大型でシンプルな「Jammers」です。シルク、ガーゼ、寒冷紗、養生シートといったテキスタイルの表現力に魅了されたランシェンバーグは、織物が持つ色彩と光を捉え、印刷されたイメージを保ち、空中で動き回る機能を実験的に探求しました。 エッセイでは、この布作品が1970年代後期のモダニズムとポストミニマリズムの歴史の中でどのようにいりづけられ、そして彼が舞台芸術や衣装を通して、芸術と身体の交差点に抱いた長年の関心について考察しています。Michelle Whiteは、3つのシリーズと関連する作品の詳細な概要を解説し、Branden Josephは、それらが同時の文化的・経済的な不安定さとどのように結びついていているのかを学ります。Nick Maussは、ラウシェンバーグが布を市右往して親密感を醸成した方法を考察し、過去の実践、関係性、コラボレーションの効果について再考します。Joseph N. Newlandは、ラウシェンバーグがマース・カニンガムとトリシャ・ブラウンのダンスカンパニーのために手がけた衣装と舞台芸術について論じています。 出版社: The Menil Collection タイプ: ハードカバー 言語: 英語 サイズ: 29.2 x 22.8 cm 状態: 新品 ページ数: 204ページ その他: カラー図版150点、白黒図版 刊行年: 2025年 ISBN: 9780300284195
12,650円(内税)
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