ヴォルフガング・ティルマンス【Things Matter】
ヴォルフガング・ティルマンス(Wolfgang Tillmans, 1968年 - )ドイツ・レムシャイト出身の芸術家。交換留学でイングランドを訪れ、1990年から1992年に南イングランドのボーンマス大学にて学ぶ。1994年には、NYに一年滞在。1992年頃より、ロンドンのクラブやゲイカルチャーなど、自身の友人や若い世代の人々の「現在」を写したスナップ写真や、それらの写真を掲載した雑誌によって注目を浴びる。2000年には、ターナー賞を写真家として、そしてイギリス人以外の芸術家として、初めて受賞する。 彼の目線で切り取られた写真は、ある種のコンテクストを含み、様々な実験的試みがなされる現像過程や、空間的に配置され、額装ではなくピンやテープで留められた展示まで、一貫した制作姿勢を見ることが出来る。一部の展覧会でのシリーズを見た人は、タイポロジー的だとも評している。 本書は、2025年3月8日から6月29日まで、ドイツ・ドレスデンのStaatliche Kunstsammlungen Dresden Albertinumにて開催の展覧会を機に刊行されました。 ティルマンスは、長期絶版となっていた自身の展覧会カタログ2冊を組み合わせ、歴史のプリズムを通して40年にわたる自身のキャリアを振り返るアーティストブックを制作しました。 1968年生まれのドイツ人写真家、ヴォルフガング・ティルマンスほど私たちの近年の過去を深く映し出す芸術家はそう多くありません。ドレスデンで開催された個展「Weltraum」を機に、ティルマンスは自身の作品を、それ自体だけでなく、東西ドイツの過去と現在とも、示唆に富む対話へと導く素晴らしい一冊を制作しました。この書籍は、1987年のStaatliche Kunstsammlungen Dresden Albertinumの目録からの抜粋と、2003年にテートブリテンで開催された展覧会「If one thing matters, everything matter」のカタログを織り交ぜ、初期作品のスペキュレイティブなカタログレゾネのような一冊。現在、絶版となっているこれら2冊が、アーティストブックで復刊&リミックスされ、書籍には、ティルマンスの新たな対談も収録されており、自身の芸術的な原点を振り返り、今日の作品がもつ社会的・美的な意味について考察しています。 出版社: Walther Konig タイプ: ペーパーバック 言語: 英語 サイズ: 29.7 x 21.1cm ページ数: 312ページ 状態: 新刊 その他: カラー図版600点 刊行年: 2025年 ISBN: 9783753308197
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