ルシアン・フロイド【Drawing into Painting】

ルシアン・フロイド(Lucian Freud1922 - 2011年)ドイツ・ベルリン出身、イギリスを代表する芸術家。20世紀を代表する肖像画家の一人として知られている。父は、建築家エルンスト・L・フロイト、祖父は、精神分析医ジークムント・フロイト。幼少期にイギリスに亡命し、1939年にイギリス国籍を取得。1942年から1943年まで、ロンドンのGoldsmiths' Collegeに在籍。第二次世界大戦中は、兵役に従事。
初期はシュルレアリスム、その後は表現主義に影響を受けた。1950年代より、厚塗りの肖像画を制作。60年にわたるキャリアの中で、完成された絵画のほとんどのモデルは、家族や身近な友人、友人の画家、フランシス・ベーコンやデイビッド・ホックニー、フランク・アウアバーグなど近しい人物とされている。陰鬱で熱く塗りつぶされ、心理的な洞察や不快な考察、また、モデルには長時間の過酷な静止時間を求めることで知られている。

本書は、2026年2月12日から5月4日まで、イギリス・ロンドンのNational Portrait Galleryにて開催の展覧会を機に刊行されました。
フロイトは、20世紀を代表する具象写実主義の巨匠の一人として高く評価されており、生涯を肖像画に捧げました。「everything is a portrait」という有名な言葉を残した彼は、動物、植物、家族たち、そして日常で出会った人々など、あらゆるものを鋭い観察眼で捉え、肖像画を制作しました。
展覧会並びに本書では、フロイドの生涯を通して、ドローイングがいかに彼の芸術活動の中心であり続けたかをご紹介しています。素早いスケッチ、木炭、パステル、エッチングから完成作品まで、彼のドローイングは、制作プロセスを垣間見ることのできる貴重な資料であり、作風の変化、実験、進化し続ける彼の視点を明らかにします。この書籍は、フロイドの幼少期から晩年まで各時期の作品を紹介し、彼がドローイングから絵画へと、そして再びドローイングへと至る、型破りな道のりを辿っています。
また、フロイドや他の著名な画家たちの代表作、そしてフロイドの親友であり助手であったDavid Dawson、娘Bella Freudとの対談、作家で学芸員のCatherine Lampert、大英博物館のドローイング学芸員Isabel Seligman、小説家Colm Toibinによる洞察に満ちたエッセイも収録されています。

出版社:  National Portrait Gallery
タイプ:  ハードカバー
言語:   英語
サイズ:  29 x 23 cm
状態:   新品
ページ数: 224ページ
その他:  図版215点
刊行年:  2026年
ISBN:   9781855148154

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9,240円(内税)

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