Irene Kopelman【The Molyneux Problem】

Irene Kopelman(1974年 - )アルゼンチン生まれ。現在アムステルダム・オランダを拠点に活動しています。主にドローイングを表現の手法として用い、インスタレーションの様な形態で、それらを展示することもあります。
書籍も一つの作品の形態として取り入れているようで、少部数のアーティストブックを多数刊行しています。また、Phaidon社が2013年に刊行した世界のドローイング表現を集めた書籍「Vitamin D-2」にも取り上げられています。

本書は、750部限定で刊行されたアーティストブックになります。
「The Molyneux Problem」(モリニュクス問題)とは、哲学の未解決問題の一つです。「先天盲者は、触覚的に球体と立方体が判別出来た場合、開眼手術の成功の後で視覚的に球体と立方体を判別できるのか?」
この問題をサブジェクトに制作された作品が一冊の書籍という形態でまとめられています。プロローグには、1688年にウィリアム・モリノーによって出された上記の問題が収められ、写真、ドローイング、テキスト(参考文献を含む)で綴られています。また、一連の作品のギャラリーでの展示の様子も収められています。彼女は、アーティストが必ず意識する「視覚の風景」についての詳述に挑戦します。

出版社:  Roma Publications
タイプ:  ペーパーバック
言語:   英語
ページ数: 143ページ
サイズ:  23.4 x 16.5cm
状態:   新刊

販売価格

2,900円(内税)

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