ジュリアン・オピー(Julian Opie 1958年 - )イギリス・ロンドン出身のビジュアルアーティストです。1980年代初頭、ロンドンにて開催された彫刻家とインスタレーションアーティストたちによる展覧会を催していたグループ『New British Sculpture』のメンバーの一人です。初期は、金属を用いた彫刻シリーズを制作、その後、省略化した肖像と強調された黒いアウトラインの線を用いた作品で80年代のイギリスを代表するアーティストとなりました。人物の写真を撮影し、それをスキャンした後で表情を単純化する為の作業を綿密に行い制作される作品は、美術の歴史と新しい技術、そして人間というテーマの元で新しく構築されます。現在は、アートの分野だけでなく、音楽の分野でもジャケットの制作という形で依頼を受けて活動しています。
本書は、2008年にオーストリア・ウィーンにて行われた展覧会時に同時刊行された書籍になります。"Recent works"として行われた展覧会で、2003年から2008年までの作品約100点が掲載されています。サイズは大きくはありませんが、美しいプリントの書籍となっています。
出版社: Hatje Cantz
タイプ: ハードカバー
言語: 英語、ドイツ語
ページ数: 160ページ
サイズ: 25 x 19 cm
状態: 新刊