アウグスト・ザンダー (August Sander 1876 - 1964年)ドイツ・へルドルフ出身の写真家。ポートレイト(人物写真)、記録写真で世界的に知られている。1897年から1899年に写真助手として兵役に就き、1901年よりオーストリアのリンツへ移住。写真スタジオで働き、のちにオーナーになる。1909年には、ドイツ・ケルンに移住。1920年代初頭には、ポートレートという形で社会を記録する『20世紀の人々』というプロジェクトを始める。このプロジェクトの為に500枚以上の写真を撮り、最初の写真集では、その中から60枚が掲載された。またこのプロジェクトにはワイマール共和政における社会を民衆のポートレート記録から示そうとした。確かな写真技術と被写体の自然体な姿が映る作品は、今尚世界中の多くの人を魅了している。

本書は、アウグスト・ザンダーの代表作「People of the 20th Century」の写真集です。頁数808ページという膨大な記録写真。1945年までに4万枚以上の写真を取ったサンダーのほんの一部ですが、それでも650枚以上の写真が7つのカテゴリーに分けて掲載されています。「The Farmer」「The Skilled Tradesman」「The Woman」「Classes and Professions」「The Artist」「The City」「The Last people」。Schirmer & Mosel 出版の美しい書籍です。

出版社：　　Schirmer & Mosel
タイプ：　　ハードカバー
言語：　　　英語
ページ数：　808ページ
サイズ：　　29.5 x 23.5 cm
状態：　　　新刊