フランシス・ベーコン【Human Presence】

フランシス・ベーコン(Francis Bacon 1909年−1992年)アイルランド出身の芸術家。20世紀を代表する画家の一人でもある。正規の学校教育・美術教育を受けていない。パリに移住しピカソの絵画に触発され1926年より絵を描き始め、1929年頃からは油彩を始めた。1934年に初の個展をロンドンにて開催したが、その後1930年−1940年代の作品を全て破棄してしまいました。1944年より、活動を再開し代表作の一つ「有る磔刑の下の人物のための三習作」を発表した。暴力的なデフォルマシオン(変形・歪曲)を加えた作品は衝撃を与え、54年にはルシアン・フロイドとともにイギリス代表としてヴェネチア・ビエンナーレに参加。今尚、世界中の人々を魅了し、その作品は世界の主要な美術館に収蔵されている。

本書は、2024年10月10月から2025年1月19日まで、イギリス・ロンドンのNational Portrait Galleryにて開催の展覧会を機に刊行されました。
フランシス・ベーコンの1950年以降に描かれた肖像画と特集し、ベーコンと肖像画の深い繋がりや肖像画という分野の伝統的な定義にどのように挑んだかを探ります。また、ベーコンの肖像画に特化した書籍は、20年以上ぶりとなります。
自身以前の芸術家の肖像画への反応、亡くなった恋人を追悼する大規模な絵画など、個人及び公共のコレクションがベーコンの生涯を語ります。ベーコンの自画像のほか、モデルにはルシアン・フロイド、イザベル・ローソン、恋人ピーター・レイシー、ジョージ・ダイアーも含まれています。
ここに掲載された具象絵画の作品は、画期的な芸術家の発展を捉え、同僚やその他の芸術家への影響も強調しています。

出版社:  National Portrait Gallery
タイプ:  ハードカバー
言語:   英語
サイズ:  29 x 23 cm
ページ数: 224ページ
状態:   新品
その他:  図版130点
刊行年:  2024年
ISBN:   9781855145498

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8,800円(内税)

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