ジョージ・バーン(George Byrne 1976年 - )オーストラリア・シドニー出身の音楽家/ミニマル写真家。現在は、アメリカ合衆国・ロサンゼルス拠点に活動を行う。中判フィルムで撮影された大型写真で国際的に認められる。自然光、コントラスト、影を活用して抽象的でミニマルな表現を追求する。ロサンゼルスの孤独や静けさのエッセンスを含む建築物と対照的な明るい色の風景を組み合わせた写真で知られている。
2001年にSydney College of the Artsを卒業し、2010年にロサンゼルスに移住するまで、多くの場所を旅した。国際的に展示を行っており、2020年にThe Minimalist Photographer of the Yearに選ばれた。
パステルなポストモダニズムのレンズを通して見たロサンゼルスからのラブレター。
建築家のレム・コールハースが、「ジャンクスペース」と呼んだ人新世の空間の漂流物をキャンディー色の夢のような風景に変えた写真、絵画のように抽象化された都市風景。バーンは、Post Truthシリーズで、都会の風景写真を色と幾何学的な断片で構成し、メトロポリスのオアシスのような作品を制作しました。マイアミビーチのアール・デコ、メンフィスグループのデザイン、デイヴィッド・ホックニーやエド・ルシェを連想し、SNSなどで繰り広げられる今日のビジュアルカルチャーの要素を取り入れています。本書には、60点を超えるカラフルな図版とデザインライターIan Volnerによるテキスト、そしてバーン本人による序文が掲載されています。
出版社: Editions du Chene
タイプ: ハードカバー
言語: 英語
サイズ: 30.5 x 24.8 cm
ページ数: 144ページ
図版: カラー68点
状態: 新品
刊行年: 2023年
ISBN: 9782812321542