エルズワース・ケリー【Los Angeles】

エルズワース・ケリー(Ellsworth Kelly 1923年 - 2015年)アメリカ合衆国・ニューヨーク州出身の芸術家。20世紀から21世紀の同国を代表する画家の一人でもある。ジョン・ケージやマース・カニングハム、シュルレアリズムのジャン・アルプ、抽象彫刻のコンスタンティン・ブランクーシなどの影響なども受けた半立体的な絵画は、ギャラリーや美術館などの空間をも意識し、全ての色や形が機能する在り方へと表現形態を拡大し、簡素で自然な形と色彩の構成についての研究を重ね、第二次世界大戦後の抽象表現主義の代表的作家となる。幼少期は、人口の少ない村で過ごし、8歳になるころ祖母に連れていかれたバードウォッチングは彼が自然の中から美しい形を見つけるとても良い経験となった。その後は、鳥類学者についても興味を抱く。特にやジョン・ジェームズ・オーデュボンは、ケリーに大きな影響を与えた。ボストンの芸術学校で学び、パリ・ボザール美術学校にも足を運んでいる。


本書は、2012年にロサンゼルスにて行われた展覧会時に同時刊行された書籍になります。書籍としても大変美しい一冊に仕上がっています。2011年に制作された作品と1950年代後半より描かれはじめた”Black over White”と”White over Black”のシリーズ、屋外の抽象彫刻からなる展覧会の様子と作品が美しいプリントで収められています。

出版社:  Matthew Marks Gallery
タイプ:  ハードカバー
言語:   英語
ページ数: 40ページ
サイズ:  31.8 x 30.2cm
状態:   新刊

販売価格

3,500円(内税)

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