エルズワース・ケリー【Chatham Series】

エルズワース・ケリー(Ellsworth Kelly 1923年 - 2015年)アメリカ合衆国・ニューヨーク州出身の芸術家。20世紀から21世紀の同国を代表する画家の一人でもある。ジョン・ケージやマース・カニングハム、シュルレアリズムのジャン・アルプ、抽象彫刻のコンスタンティン・ブランクーシなどの影響なども受けた半立体的な絵画は、ギャラリーや美術館などの空間をも意識し、全ての色や形が機能する在り方へと表現形態を拡大し、簡素で自然な形と色彩の構成についての研究を重ね、第二次世界大戦後の抽象表現主義の代表的作家となる。幼少期は、人口の少ない村で過ごし、8歳になるころ祖母に連れていかれたバードウォッチングは彼が自然の中から美しい形を見つけるとても良い経験となった。その後は、鳥類学者についても興味を抱く。特にやジョン・ジェームズ・オーデュボンは、ケリーに大きな影響を与えた。ボストンの芸術学校で学び、パリ・ボザール美術学校にも足を運んでいる。


本書は、2013年5月にエルズワース・ケリー90歳の誕生日の年にMOMAで行われた展覧会時に刊行された書籍です。約40年前の1970年代に描かれたChathamシリーズ14点が展示されました。72年以降このシリーズ14点が全て展示されたのは初めてのことでした。シンプルな形と色で構成された14点の絵画作品です。空間を意識した色彩と形の作品の展示についてのエッセイも収められています。

出版社:  The Museum of Moden Art, New York
タイプ:  ハードカバー
言語:   英語
ページ数: 72ページ
サイズ:  27.2 x 30.6 cm
状態:   新品

販売価格

3,300円(内税)

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