エゴン・シーレ/ジェニー・サヴィル【Egon Schiele, Jenny Saville】

エゴン・シーレ (Egon Schiele 1890年 - 1918年)オーストリア・ハンガリー、トゥルン・アン・デア・ドナウ出身の画家。グスタフ・クリムトの弟子であり、20世紀初頭を代表する表現主義の画家に位置付けられる。1906年にThe Kunstgewerbeschule in Vienaに入学、3年で去る。1907年より、クリムトを師事する。1907年から1909年までの初期作品には、クリムトとの類似点があり、アールヌーボーの影響も受けている。1908年に初個展を開催。美術学校を卒業後、装飾的なエロティシズムだけでなく、伸張や変形、性的開放性など人間の性も探り始めた。1910年作の”Kneeling Nude with Raised Hands”は、20世紀に制作されたもっとも重要なヌードアート作品とされている。

ジェニー・サヴィル ( Jenny Saville 1970年 - )イングランド・ケンブリッジ出身の芸術家。1997年にはサーチ主催の「センセーション」展にも参加し、ヤング・ブリティッシュ・アーティストの一人でもある。女性を大きなキャンバスで描いた作品が知られ、肉体的なブラシタッチと独特の色彩を特徴とする。同国の画家ルシアン・フロイドや中世の画家ルーベンスなどとの特徴が類似する点もあると言われる。1992年にグラスゴー美術学校を卒業。

本書は、2014年から2015年にスイス・チューリッヒ美術館にて開催された展覧会を機に刊行されました。シーレとサヴィルによるこの二人展では、絵画だけでなく習作やドローイングなどが展示されました。若くして才能を見出されたこと、人物画であることなどが二人の共通点でもある二人は、ともに人体というモチーフを探求した/している画家ですが、作品のサイズが大きく異なっています。
この書籍は、大判サイズです。そこでサヴィルの作品は大きく掲載され、迫力のあるものとなっています。また、サヴィルのスタジオ写真なども収録されています。

※こちらは、新古品となります。書籍角あたり、内部端部分に薄い変色がございます。
状態画像←クリック頂きますとご覧いただけます。

出版社:  Hatje Cantz
タイプ:  ハードカバー
言語:   英語
ページ数: 160ページ
サイズ:  40.30 x 30.10 cm
状態:   新古品
その他:  カラー図版128点
刊行年:  2015年
ISBN:   9783775738514

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17,600円(内税)

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