イリヤ・カバコフ【Installations 1983 - 2000】

イリヤ・カバコフ(Ilya Kabakov 1933年 - 2023年)旧ソ連・ウクライナ出身のアーティストです。ソ連内部の政治的抑圧や人間の感情を織りまぜた大掛かりなインスタレーションにより、1980年代よりヨーロッパにて高く評価されている。
幼少期、冷戦下の旧ソ連から西へと家族と共に移り1943年サマルカンド(ウズベキスタンの古都)、モスクワにて美術学校に通います。そこでは、グラフィックデザインやブックイラストレーションを学びました。1959年には、当時のソビエト連合のアーティストのメンバー候補となり、イラストレーターなどの安定した職を得ました。(1965年には、正規メンバーとなっています)1985年には、スイス・ベルンにて初の海外個展を行い。この展覧会をきっかけに様々な国際展に出品。1992年にニューヨークへと移ります。
1999年には、ここ日本の水戸芸術館にいて架空の人物:シャルル・ローゼンタールが、20世紀初頭の時代の中で自身の多様な絵画表現を追い求めた様を回顧展形式で構成したユニークな展覧会「シャルル・ローゼンタールの人生と創造」が開催。

本書は、2003年にRichter Verlagより刊行されたイリヤ・カバコフのカタログ・レゾネになります。1983年〜2000年の間に制作された全ての作品が時系列に並び、図版950点(内カラー図版455点)にて紹介されています。クロス張りのスリップケース入り、2冊組1008ページの見応え充分な作品カタログとなっています。
(また、本書は2000年春にスイス・ベルンのKunstmuseum Bernでの”Retrospective”にて発表する為に作られ、入念な調査と研究に基いて制作されました)


出版社:  Richter Verlag
タイプ:  ハードカバー
言語:   英語
ページ数: 1008ページ
サイズ:  31.6 x 24.3 cm
状態:   新古品
その他:  図版950点(内カラー図版455点)、クロス張、スリップケース入

販売価格

21,000円(内税)

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