ジョルジョ・モランディ【Giorgio Morandi】

ジョルジョ・モランディ(Giorgio Morandi 1890 - 1964年)イタリア・ボローニャ出身。20世紀のイタリア美術史において重要な画家の一人です。多くの芸術運動が起こる中で、生涯に渡り特定の画派や運動に入らず静物画・風景画の独自のスタイルを確立します。
生涯のほとんどを故郷ボローニャと近郊の避暑地で過ごし、絵画研究のためローマ・フィレンツェを訪れています。初期には未来派や形而上絵画に少しながら接触がありました。(デ・キリコ風の作品を残している)1950年以降、国際的な展覧会に出品を機に世界で知られる画家となります。1993年イタリア・ボローニャにモランディ美術館が設置。ここ京都の京都国立近代美術館でも1990年に大規模な個展が開催されました。

本書は、1993年にドイツのザールランド美術館と、ドレスデン美術館にて行われたモランディの回顧展図録として出版された書籍となります。モランディの絵画だけでなく、あまり目にする機会のない、水彩画と素描が数多く掲載されています。また、モチーフもよく知られた室内の構成的な静物画に加え、彼のキャリアの初期から描き続けられた、建物や植物をリズミカルに捉えた風景画にも焦点が当てられています。
モランディの『芸術的コンセプト』、『光と色彩』、『水彩画』についてのエッセイ、作品リスト、写真入りのバイオグラフィーを収録。

比較的状態の良い書籍となっておりますが、表紙上部にヤケ、65ページに直径1cmほどのシミがございます。

出版社:  Prestel
タイプ:  ハードカバー
言語:   ドイツ語
ページ数: 252ページ
サイズ:  29.6 x 24.8 cm
状態:   古書 並品
その他:  図版224点

販売価格

7,500円(内税)

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