篠原一男【3 Houses (3つの住宅)】

篠原一男(Kazuo Shinohara 1925年 - 2006年)日本・静岡県出身。戦後の日本を代表する建築家。
特に戦後の住宅建築に大きな影響を与えた。1947年に東京物理学校(現:東京理科大学)を卒業、建築を学ぶため、東京工業大学工学部建築学科に入学。清家清に師事。1970年には同大学にて教鞭を執る。住宅の他に、公共施設の設計も行った。

2025年は、20世紀を代表する最も著名で影響力のある日本人建築家、篠原一男の生誕100周年にあたります。2019年にQuart社より初版が刊行され、2020年にMost Beautifu Swiss Booksの賞を受賞した本書が、その功績を称え、新装版として復刊されました。
この書籍では、篠原が手がけた3つの主要な設計作品、「白い家」(1966年)、「上原の家」(1976年)、「横浜の家」(1984年)を分析しています。大型本であるこの書籍には、篠原の原画スケールに合わせて新たに書き直された平面図、断面図、立面図に加え、手書きの図面やアーカイブ写真も掲載されています。東京工業大学の教授として篠原とともに教鞭を執っていた建築史家David B. Stewartと建築家奥山真一による寄稿では、3つの個人住宅を篠原の作品群の中で位置付け、彼の独特な制作手法を洞察しています。
SANNAの共同創設者であり、2010年にプリツカー賞を受賞した西沢立衛による序文では、篠原が日本の現代建築に与えた永続的な重要性と影響を強調しています。

出版社:  Park Books
タイプ:  ペーパーバック
言語:   英語、日本語
サイズ:  37.5 x 30 cm
状態:   新品
ページ数: 212ページ
その他:  カラー図版19点、白黒図版140点
刊行年:  2025年
ISBN:   9783038604570

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27,720円(内税)

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